栽培品種の紹介
桃は、雨が多すぎると味が落ち、少なすぎると小さくなる、病気や害虫にも弱い、そんな気難しい作目です。当園では、雨が多くても、農薬が少なくても、一定の収量が得られ、また食味もよい品種を集めてきました。その結果、現在はやや硬い桃を中心に栽培しています。
当園は高冷地なので、同じ桃の品種でも収穫時期が他所より遅くなります。当園では、例年、お盆過ぎから収穫できる品種を中心に栽培しています。
桃の味は天候に左右されやすい果物です。収穫前に雨が少ないと糖度は高く、小振りになり、雨が多いと糖度は落ちます。糖度が低くても、旨味のある、美味しい桃を作りたいと考えています。
何年かに一度、ほっぺたが落ちそうになる果実に出会えるのが楽しみです。
ふくわらびでは、減化学合成農薬、有機質肥料を栽培の基本としています。
化学合成農薬の使用は、7月上旬(収穫30〜60日前)までとしています。さらに、水和硫黄剤、生物農薬(BT剤、微生物殺菌剤)、スピノサド、デンプン水和剤、忌避剤といった、化学合成農薬とされない農薬や資材を積極的に使用します。
化学合成農薬を減らした結果、品種によっては病虫害果が多く見られたり、収穫後の日持ちが悪かったりします。
草生栽培を旨とし(除草剤を使わず)、さらに陸海の、さまざまな動植物を材料にして作った有機質肥料を施しています。
桃は、雨が多すぎると味が落ち、少なすぎると小さくなる、病気や害虫にも弱い、そんな気難しい作目です。当園では、雨が多くても、農薬が少なくても、一定の収量が得られ、また食味もよい品種を集めてきました。その結果、現在はやや硬い桃を中心に栽培しています。