りんご

有機質肥料と減化学合成農薬−『昔の味がする』と云われます 当園は、全ての作目に共通して、「有機質肥料+減化学合成農薬」を栽培方針としています。
特別の農法の栽培ではありませんが、「一昔前の作り方」に似ています。
当園の果物は「昔の味」がするとよく言われますが、こうした作り方による色や形、味の果実になっていると思います。

有機質肥料

陸海の、さまざまな動植物を材料にして作った有機質肥料を施しています。微生物の働きを借りながら土づくりを行い、木々を、果実を育てています。

減化学合成農薬

植物を原料にした忌避剤/ 殺虫剤。微生物殺菌剤/ 殺虫剤。無機の農薬。これらを積極的に使用します。特に、果実への化学合成農薬の残留を軽減するために、果実の生育期後半では化学合成農薬でないとされるもの、例えばボルドー液などを使用します。
また、草生栽培を旨とし、除草剤は使用しません。

高冷地のリンゴ

園地は、海抜750〜780mの高冷地に位置します。春の凍霜害に遭いやすかったり、あるいは早くに冬が来るため、晩生の品種が完熟しにくかったりといった難しさを抱えています。しかし逆に、涼しさは、リンゴの硬度に貢献してくれているように感じています。また、ふじなどにわずかに酸味が入るなど、当地のリンゴを特徴づけてくれます。

栽培品種の紹介

いろいろなりんごを食べ比べできると楽しい。そう思い、色々な品種を少しづつ栽培しています。

白いりんご・・・『ボルドー液』『コサイド3000』などを使っています

りんごの果皮についた白い粉は、『ボルドー液』や『コサイド3000』(銅水和剤)の石灰です。『ボルドー液』や『コサイド3000』は、生石灰と硫酸銅から調製された殺菌剤で、有機農業での使用が認められている資材です。果皮につく石灰の白い粉は、安全なものにも関わらず、いかにも農薬を多用しているような誤解を与えるので、一般に、収穫間近の『ボルドー液』等の使用は避けられます。当園では、化学合成農薬の最後の散布から収穫までの間隔を長くしたいことから、りんごの生育期後半は(7月中下旬より)、『ボルドー液』や『コサイド3000』を使用しています。『ボルドー液』や『コサイド3000』の銅や石灰は、水で洗えば落ちます。

様々な果実

外観、味、ともによく出来た実。中に虫(シンクイムシ)が入った果実。果皮にかじられた痕のある実。病気で赤い斑点がぽつぽつとついた実。
当園なりに化学合成農薬の使用を減らした結果、様々な外観の果実が収穫されます。また、病気や虫で葉が落ちると味が落ちる事もあります。
そんな様々な果実を一箱にお詰めし、お届けします。

りんごの貯蔵方法について

りんごは、温度の変化を受けたり、暖かいところに置かれると急速に鮮度が失われます。
袋に入れ、冷蔵庫(0℃もしくは少し高め/凍結しない温度)に入れるなどして頂くと、貯蔵性があがります。
10月までのりんご(つがる、レッドゴールド、紅玉等)は、日持ちがあまり良くありません。お早めにお召し上がり下さい。

ご注文の方法

福蕨(ふくわらび)

封書;509-3206 岐阜県高山市久々野町山梨88-14
TEL ; 0577-52-2494
FAX ; 0577-52-2994
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