季節のお便り_九月「つがるの収穫が始まります。」(2022.09.05)

先月から降り続く雨が冷たさをおび、夏の終わりという実感もないままに秋を迎えつつありますが、皆様お健やかにお過ごしのことでしょうか。
果樹園では、桃の収穫が終わり、「つがる」などの早生りんごが色づき始めました。桃の収穫後の管理(施肥や剪定、植え替えなど)を進めつつ、りんごの支柱入れや葉摘みをしています。

桃は、来シーズンに備え、秋のうちにある程度、枝を抜いておきます。この時、これまでの剪定の反省点が見えてきます。例えば、樹の周りが広々としていると、のびのびと周囲に樹冠を広げ、低樹高となり、作業しやすい樹となります。しかし、何かしら不具合があると、強い枝が内側に出てしまいます。桃の樹は光や水に正直なのですが、なかなかこちらの理想や希望を聞いてくれません。逆に何が原因で枝が強くなってしまったのか(あるいは弱ったのか)を思考したり、反省したりする時間となります。
自然相手にすることは、なかなか思い通りにはいきませんが、不思議で面白いことと感じています。

りんごや桃を収獲していて怖いのがスズメバチです。桃は、果実袋の中に潜り込んで、食べています。りんごの果実を食べる時には、シャキシャキと音がします。うっかりすると握ってしまいそうです。
このスズメバチ、今年は、古いりんごの樹の根元にあるうろの中や、地上から50~60cmほどの高さの枝に巣を作っています。昨年も一昨年も、倉庫や堆肥舎の屋根に巣を作っていたので、今年はまた低い所にかけて、と思い、同時に「蜂が巣を低い所に作る年は強い台風が来る」という話を思い出しました。巣の位置と台風の強さに、本当に相関関係があるのかは不明です。しかし、今年は突風や強雨などの荒れた日が多く、そんな時にはこの話を思い出します。本当に、その年の天気を読んでいるのではないだろうか?と不思議な思いがします。

天候不順が常となり、なかなか今までのようには栽培できないようになっていますが、忙しさや落胆ばかりでなく、自然のできごとに対し、興味や疑問の心を持ち続けていきたいです。

さて、まもなく「つがる」などの収穫が始まります。今年もどうぞ、ふくわらびのくだものをよろしくお願いいたします。
また、最後になりましたが、酷暑の疲れもあるかと思います。雨続きの中、体調を崩されたりされませんよう、くれぐれもご自愛ください。

桃の収穫が終わりました‐御礼‐

8月末をもちまして、桃の収穫、発送を終了いたしました。昨年同様に、早い収穫期となりました。
今シーズンもご利用頂きましたこと、誠に有難うございます。
また、厳しい気象条件が続く中で最善の判断を心掛けましたが、至らぬ点、ご不満などをもあったかと存じます。心よりお詫び申し上げます。

りんご『夏明(なつあかり)』

昨年、『甘い夢』という品種が、まさに夢で終わりそう…、と書きましたが。(サビ果が多く、果実の大きさも揃わないため。)
今年はさらに、芯カビが多く発生し、罹病果の除去にひと手間でした。すこぶる甘いのに…。
今年は、『夏明(なつあかり)』という品種が、4コンテナほど収穫できました。
2007年に苗木を1本だけ買い、植えて6~7年ほどして味見できたのですが、この季節のりんごとしてはよさそうなので本数を増やしました。
その時に増やした若木が、ようやく結実し始めました。やはり、味は安定してよさそうです。ただ、どうにも小さく、また隔年結果の傾向が強そうです。もう少し、樹齢を重ねれば、よくなるのかも知れません。また、極早生の品種なので、他の品種よりも花芽形成に配慮する必要があるのかも知れません。ともかく、まだまだ勉強となりそうです。

ふくわらびのくだもの−りんごのご案内

ふくわらびでは、有機質肥料を土づくりの基本とし、また農薬(化学合成農薬)の使用をできるだけ減らすように心がけています。
特別の農法の栽培ではありませんが、「一昔前の作り方」に似ています。当園の果物は「昔の味」がするとよく言われますが、こうした作り方による色や形、味の果実になっていると思います。

- 9月のりんご -

りんごの発送を始めます。「つがる」が主となりますが、この数年、とても美味しく感じられるようになりました。
また「さんさ」「キュート」「トキ」「ひめかみ」などを少しずつ栽培し、品種詰め合わせ(混合)の箱にいれてます。(あくまで少量生産です。ご希望に添えない場合もございます。)

 つがる 9月中旬/うす赤/甘く、果汁多い。
 つがる姫 9月中旬/濃紅色/つがるの着色系。普通つがるに比べ、味が濃く、硬め。

- りんごの着色管理について -

この数年は、酷暑のため、果実の日焼けが懸念されます。また、できるだけ、収穫間際まで葉は残しておいた方が美味しいと言われます。そこで、葉摘みの程度を弱くしています。色むらなどありますが、ご理解ください。

- りんごを予冷しています -

当園では、一部の品種を除き、日持ちをよくするためにりんごを冷蔵しています。そして、発送する際に、冷蔵庫から出し、箱詰めしています。
りんごは冷えているため、りんごの表面に水滴がつきます。

- 加工品のお届け -

桃ジャムや桃の砂糖煮がそろそろ出来上がります。また、りんごジャム、りんごバター(2021年産りんご使用)の在庫もございます。どうぞご利用ください。
※りんごジュースは完売いたしました。どうぞご了承ください。

- ご注文/お問い合わせ先 -

福蕨(ふくわらび)
509-3206 岐阜県高山市久々野町山梨88-14
TEL 0577-52-2494 / 090-5047-0066
FAX 0577-52-2994
e-mail hukuwarabi@hidatakayama.ne.jp
url http://hukuwarabi.net

お願いー新型コロナウイルス感染症対策ー

飛騨地域でも新型コロナウイルス感染症の拡大が懸念されます。 当園は、小規模な家族経営ですので、感染対策も尽くせるかどうか、定かではありません。また、ワクチン接種もまだできておりません。 どうぞご注文は、できるだけお電話やファックス、メールにてお願いしたく存じます。

2022年09月05日