_果樹園の記録

ふじの仕上げ摘果(2012.07.26)

今年も、梅雨明けから、ボルドー液の散布を始めました。
収穫直前の、化学合成農薬の使用を避けるために、ボルドー液を使用しています。
が、見事に『白いりんご』になってしまいました。

さて、この数年、この新梢成長が止まった時期に『ふじ』の仕上げ摘果を行うようにしました。
これは、古幡芳明氏の薦めによるものです。
以前より、「8月に入る頃に摘果にはいると、果実の善し悪しがよく判る」と親は口にしていました。
しかし、この時期に仕上げ摘果をずらすことは、来年の着果のことや他の作目の作業のことを思うと、ちょっと躊躇します。
が、『ふじ』の仕上げ摘果を、この時期に一番にすべき作業として、他の作業のスケジュールを組むようにしました。


摘果する果実

この時期になるとよく判る、実際に摘果する果実は、次のよう。
これは、実際に古幡芳明氏に園地を見せて頂いたり、また、DVDを見たりして勉強させてもらったことです。

1)1年枝(腋芽花)

2)果台のない枝

3)長果枝

4)果台が長い(1.5cm以上の)果実

5)新梢(果台枝)が15cm以上の果実

6)新梢(果台枝)が2本ある果実

以上のような果実は、収穫時の果実品質が劣るであろうことから、摘果します。(やむを得ない場合もありますが。)


育てる果実

逆に、育てていきたい果実の条件として、「10〜15cm以内の果台枝に生らせるが、さらに1.5cmまでの果台、5〜6cm以内の当年枝の組合せのものが理想。実際には、理想的な条件が揃った結果枝ばかりではないことから、15cm以内の当年枝のものまでを生らせるようにしている。」とのこと。


果樹園を見学に来られた方などに、こうした摘果作業の説明をさせていただくと、「1玉1玉を確認しているのですか?」といった質問をいただきます。
理想的には、そうしているつもりです。しかし、やっぱり、見落としや見誤りがありますから、完璧に、とはいかないものです。