_果樹園の記録

ジュースを搾る;加工委託(2010.11.27)

「ふじ」の収穫が終わりました。
本年は、春が遅かったからか、夏の酷暑のためか、収穫にも遅れが生じました。
とはいえ、焦ったところで早もぎは好ましくはないので、天気予報をにらみつつ、ぎりぎりまで収穫を遅らせました。

収穫が終わったので、早速、ジュースを搾ることに。

前回は「ストレートタイプ」を搾汁してもらったので、今回は「すりおろし果肉入り」の番。
加工を委託している工場で、品種によって果肉の溜まり具合が異なるのだと言われ、「ふじ」がもっともよく果肉が混じり、「陸奥」などは残りにくいのだと教えてもらいました。
そこで今回は(これまでの信念?をあっさりと捨てて)、ほぼ「ふじ」で搾汁することにしました。
とはいえ、当園の「ふじ」は酸味が強いので、「清明」などの甘い品種を取り混ぜました。
あまり、酸が強いと、温めた時にキツイかな?と感じたので。


加工を委託する準備

当園は、ボルドー液を使用しています。ですから、果皮には白い石灰が着いています。
洗えば落ちるのですが、超音波洗浄では落ちにくいから事前に洗ってきて欲しい、とのこと。
ですので、全部、洗ってから持ち込みます。

また、減化学合成農薬での栽培ですから、当然、秀品率は落ちます。
秀品率の低下を、加工品として補う、これは農薬を減らす際によく見られる取り組みです。
とはいえ、虫害を受けたものなどをそのまま持ち込んでは、不味いジュースになりそう。
不味くなる要因を少しでも取り除くべく、一手間かけてからジュース工場に持ち込むようにしています。
昨シーズンは、「ツル割れ」が問題でしたが、本シーズンは「カメムシ」。
先日、来園された方が、「カメムシが刺したところは苦いからねぇ〜」と、ぼそっといいなさる。
やっぱり取り除かないと。。。

準備ができたところ。
それぞれに洗い終わり、また、虫害箇所は取り除いた状態でトラックに積み込み。
長野県まででかけました。


本年、一回目の「すりおろし果肉入り」。
写真では見えにくいのですが、底から5センチぐらい、果肉がたまりました。
よしよし

味は、「ふじ」です。
香りもあり、果肉が感じられて、まるごと果実を楽しめるような、そんな感じがします。
ただ、酸が強いので、開栓して、しばらく置いておかれてからお召し上がりいただいた方がよいかもしれません。
どうぞ、お試し下さいませ。