_果樹園の記録

ブルーベリーは無化学合成農薬でできるのでしょうか(2010.05.08)

折を見ては、もそもそとブルーベリーの草取りをしています。

剪定の時点で気になっていた株、やっぱり発芽しませんでした。この時期には、奥の方に見えるように、芽を吹いているハズなのですが。

原因は、コレ(↓)です。コウモリガという、大きな蛾らしいです。
テッポウムシ、カミキリムシのように、枝や根に侵入するだけならばいざ知らず(それでも十分、樹を弱勢化させますが)、形成層をぐるりと回るのです。
すると、上の写真のように、食害部分よりも上は枯れてしまいます。

(↓)いました、いました。切り口から顔を覗かせたので、引きずり出しました。

この蛾は、一旦、下草に卵を産み、点々と住処をかわっていくとのこと。
というわけで、草をひいています。


ふくわらびの圃場では、コウモリガの被害ばかりが目立ち、それ以外にはこれといった障害は考えられません。
しかし、十数キロ離れた場所では、コガネムシや、あるいはカミキリムシで根が弱っています。おもしろいことに、そこではコウモリガの被害は見あたりません。
また、当園では滅多に見かけないイラガが発生したり。

このように害虫をみていくと、無化学合成農薬での栽培はどこまで可能なのだろうか?と思う時があります。
イラガやハマキムシは、BT剤で抑えることができます。カミキリムシは、バイオリサカミキリ(カビ)という資材で個体数を制限できそうです。コガネムシには線虫(バイオトピア)の利用が考えられています。
さてコウモリガとなると、はて。


コウモリガ対策としては、食害箇所を見つければ、専ら捕殺してきました。
しかし、昨年は大発生し、結構な数の株が被害に遭いました。
地面に殺虫剤を撒き、根から有効成分を吸わせたり、あるいは殺虫剤(化学合成殺虫剤)を散布することも考えられるのですが、発生時期が収穫時期と重なっていることから、どうしたものか??と頭を抱えてしまいます。
とりあえずは、安定生産から程遠いように思われながら、発生しやすい状況を取り除くべく、もくもくと草を引きます。
バイトを探すかな・・。うーーーん