_果樹園の記録

降霜の晩(2009.04.28-29)

今年は、春が早く、その後の災厄が心配されていました。4月の終わり、28日、29日と降霜を記録しました。気温の下がり方はたいしたことはなかったようですが、氷点下となった時間が長かった様子。

ちょっと読みにくいですが、28日朝の最低気温は、氷点下4.4度を記録しています。
当園でも、一部の林檎と、桃に被害が確認されました。りんごは1花そう(株)にひとつかふたつほど、霜害が認められました。また、桃では、開花が進んでいたこともあり、被害が大きく、今夏の収穫量が心配されます

被害状況はさておき、降霜の晩について少し。
降霜が予想される日には、備えて、防霜ファンの再度の動作チェック、下草の管理、霜害から蕾をガードするというシリカの散布などを行いました。

指導書には、「草生栽培の(除草剤を使わない)園地では、下草管理を行うこと」といった記述があります。下草がびっしり被った状態では、土の放熱を妨げられることから、霜害が大きくなるそうです。
確かに、草刈りを行い、土が露出した箇所は、歩いていても、草刈り機に乗っていても、暖かく感じます。

(果たしてそのような効果はあるのか?)と、半疑でしたが、ちょっと期待してみようか、と焦ってみました。


後日談 「九十九夜の泣き霜」

夏も近づく八十八夜、今年は5月2日でした。農事では、「八十八夜の別れ霜」といいますが、「九十九夜の泣き霜」「九十九夜の涙霜」とも言うそうです。泣くのは勿論、お百姓。ここら辺でも以前より、「八十八夜から十日は後に苗ものを植えなさい。」と言われたそうです。
5月13日、昼間から涼しい風が吹き、5月14日の朝は、氷点下1度。落花直後の林檎(花びらが散った状態で、一番、霜に弱い状態と言われます)が心配になります。