_季節のご挨拶>2018年11月

季節のお便り・・・十一月「ふじが色づいてきました」(2018.11.05)

錦秋の候、朝晩の冷え込みに吐く息も白く、足元の落葉に秋の深まりを感じられるようになってまいりましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。

果樹園では、りんごのスタンダードである「ふじ」が紅く色づいてきました。切ってみると、しっかりと蜜も入り、まだまだ酸味も強いのですが、しっかりした味をしています。やはり、美味しい。
最近、いろいろと魅力的な品種が発表されていますが、実際に育ててみると、何かと難しさ、問題点が出てきます。この「ふじ」は、そういった点でもバランスが取れたりんごだと、つくづく感心してしまいます。
例えば、今年の天候(高温、干天、そして台風など)においても、ふじは安定した味を発揮してくれています。これは、先人の知恵と技術の結晶であり、同時に優れた品種特性であると、そう考えています。

そういえば、当園の10月の主力品種である「レッドゴールド」について思うことがありました。
今秋、台風により、りんごもいろいろな被害を受けました。特に10月のりんごでは、「シナノスイート」や「清明」「ぐんま名月」といったやさしい食感のりんごは傷つきやすく、場所によっては大半を破棄せざるを得ないような状況でした。そんな中、「レッドゴールド」が、風当たりが強い場所に栽培しているので落ちた数は多かったのですが、意外に打ち傷、擦り傷が少なかったのが発見でした。貯蔵性の悪さが欠点ですが、味は良いし(一番に好きな品種です)、まだまだ捨てたもんじゃないと再評価しました。この数年、栽培本数を減らしてきたのですが、これ以上、伐ることに迷いが生じてきました。
新しく発表された品種に「錦秋」というものがあります。収穫期は「レッドゴールド」と同じ頃で、食感は「シナノスイートのように食べやすく、酸味もある」といいます。錦秋とレッドゴールドで、味わい深い10月になるかなと期待しつつ、来春、新植する準備を進めています。

さて、もうすぐ、「ふじ」の収穫が始まります。「ふじ」には、スタンダードな品種ならではの難しさ、他園の「ふじ」との違いがどこにあるのか、という問いかけが常にあります。この問いに答えるべく、一年間、最も意識し、管理してきたりんごの、今年の結果(品質)に、とても緊張しています。
今年もどうぞ、ふくわらびのくだものをよろしくお願いいたします。

最後になりましたが、日ごとに寒さが厳しくなります。くれぐれもご自愛ください。


納豆菌を使った新しい防除方法

この秋、納豆菌を用いた新しい病気の防除方法をお聞きしたので、メモしておきます。

納豆菌といえば、カビに効果があり、桃の灰星病に対する効果が認められているので、これまでも桃の収穫直前の防除に用いてきました。
しかし、今回、聞いたのは(カビ由来の病気ではなく細菌による)、桃の難防除病害である「せん孔細菌病」にも効果があるとのこと。納豆菌には殺菌効果はないのだけれども、一年間を通して散布し、その菌密度を増やすことで、せん孔細菌病の発生を抑制することが期待されるのだそうです。

どこまで効果あるのだろう?と疑問を感じながらも、ふと、「(一年間を通して散布することで)りんごの黒星病の抑制効果はないのか。黒星病こそカビじゃないか。」という淡い?期待が生じました。
りんごの、一番の難防除病害である黒星病は、近年、薬剤耐性菌が発生し、既存の農薬が効きにくくなっています。新しい農薬が開発されるまで、5年ほどはかかるだろうと言われました。
ボルドー液の開花前散布などを検討していましたが、こうした試みもまた、並行してみようと考えています。


ふくわらびのくだもの−りんごのご案内−

有機質肥料を土づくりの基本とし、また農薬(化学合成農薬)の使用を減らすように心がけています。
特別の農法の栽培ではありませんが、「一昔前の作り方」に似ています。当園の果物は「昔の味」がするとよく言われますが、こうした作り方による色や形、味の果実になっていると思います。

11月のりんご

まもなく「ふじ」や「王林」をはじめ、晩生品種の収穫が始まります。

ふじ 甘酸適和。蜜入りよい。
むつ 大玉。甘酸。香り強い。
王林 芳香強く、甘い。
金星 その甘さと果肉は、独特の食感。
グラニースミス  酸味強い青林檎。加工に。

−お断り−

例年、紹介している「星の金貨」「ぐんま名月」「はるか」「青林」といった新しい品種のりんごですが、今シーズンは台風被害果(落果、傷)が多く、量が平年よりも少ない見込みです。
「ふじ」や「王林」等との詰め合わせに用いる分を優先して確保させていただきます。新しい品種のみのでの出荷は難しい状況です。
ご要望に必ずしもお応えできないこともございますが、どうぞご理解ください。

お礼とお願い−台風被害果をご容赦ください−

今年は、夏の干天、豪雨、さらに台風21号の暴風雨により、果樹園は大きな被害を受けました。そんな中、お気遣いの言葉や、桃やりんごのご感想をお寄せいただき、本当に励まされました。心より感謝申し上げます。

大変な状況ではありますが、それでも、これまでに培ってきた栽培方法については継続して取り組んでいきたいと考えています。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

なお、台風21号により、りんごの果実は、落ちた数は比較的、少なかったものの、傷ついたものが少なからずありました。
ご自宅用の箱には、傷が着いた果実が混ざるかもしれませんが、どうぞご容赦ください。

価格(りんご、洋梨)

ご自宅用 5k 3,300円 / 3k 2,500円 / 2k 1,600円
ご贈答用 5k 4,500円 / 3k 3,500円 / 2k 2,300円

紅玉の在庫あります

例年、10月のりんご(レッドゴールド、秋映、紅玉など)でジュースを搾りますが、今シーズンは止めました。そのため、紅玉に余分がでました。普通の生食販売用よりも小振りのものとなりますが(1玉160〜180グラムほど)、どうぞご利用ください。
 紅玉  5kg箱(22玉) 2,800円 / 5kg箱(25玉) 2,000円

加工品‐ジュース、ジャム‐

りんごジュース

すりおろし果肉入り 750円 / 1L
ストレートタイプ 750円 / 1L

ジャム

ブルーベリージャム 750円 / 200 g
りんごバタージャム 540円 / 200 g
洋梨ジャム(オーロラ) 430円 / 200 g


2kg箱をご用意しました

この数年、「3kg箱よりも小さな箱はないか」というお問い合わせをいただくようになりました。そこで、より小さめの、2kg箱をご用意しております。よろしければ、どうぞご利用下さい。

↓箱の大きさと詰め合わせの例

5kg箱(15玉入り) 3kg箱(11玉入り) 2kg箱(6玉入り)

その他−熨斗、ギフト箱など、ご用意します

熨斗等を御入り用の方はどうぞその旨、お知らせ下さい。
また、ジュース用ギフト箱(既製品、2本入り/3本入り、200円)をご用意しています。ジュースとジャムの詰め合わせも可能です。おつかいものなどでご要望がございましたら、お申し付けください。


送料

送付先1箇所につき、1箱800円、2箱900円、3箱以上1,100円。

ご注文/お問い合わせ先

ご来園や、くだもの、ジュース、ジャム等のお問い合わせ、ご注文は、下記までご連絡下さい。
また、近くにお越しの際は、是非、お立ち寄り下さい。園主が果樹園をご案内いたします。

福蕨(ふくわらび)
509-3206 岐阜県高山市久々野町山梨88-14
TEL 0577-52-2494 / FAX 0577-52-2994
e-mail hukuwarabi@hidatakayama.ne.jp
url http://hukuwarabi.net

ご注文承り書(FAXならびに郵便でのご注文にお使い下さい)

ご注文承り書(りんご用)
ご注文承り書(ジュース、ジャムなど)

*お願い*

当園は、果樹園での販売、いわゆる庭売りはしておりません。
ご来園にて購入をご希望の方は、予めご連絡を下さいますよう、お願い申し上げます。