_季節のご挨拶>2015年11月

季節のお便り・・・「ふじ」が黄葉し始めました(2015.11.05)

季秋の候、皆様におかれましては、ますますご清祥のことと心よりお喜び申し上げます。

果樹園では、10月下旬に何度か、氷点下まで冷え込む朝がありました。すると、「ふじ」の葉が黄色く変わり、散り始めました。
以前、青森県のりんごニュースで、「葉取らずりんごを目指すならば、その樹勢を、霜が降ったら葉がぱらぱらと散るくらいに落ち着かせないといけない」といった話を読んだことが思い出されました。(「果実にしっかりと蜜を入るためには、葉を収穫時まで青々とさせておかないといけない」という方もおられるので、その按配は難しいようですが。)

この数年、「ふじ」は、樹勢がやや強くなるように剪定してきました。というのも、遅効性の有機質肥料を用いていること、またその量(窒素などの成分量)も抑えていることから、果実肥大が劣らないように、また樹が衰弱し、枝や根が枯れる病気にかからないように、と考えてのこと。しかし、どうもそれが、全体から見ればわずかでしたが、青味果(果実は肥大するものの、収穫期までに完熟しない果実)を生らせてしまったように思われます。納得できませんでした。
そこで今年は、樹を落ち着かせることを念頭に管理してきました。例えば剪定において、可能な限り多くの枝を残しました(その分、摘花・摘果が大変になりましたが)。また、摘花は早く強く、摘果はゆっくりと弱めに済ませる、徒長枝切りは秋の着色管理を始める頃に行う、というように管理の実施時期をずらしてみました。
一方で、果実を美味しく育てるために、収穫時まで葉をできるだけ多く残せるよう、下垂枝を用いた剪定に加え、葉を小振りにするような肥料を施しました。

「ふじ」の落葉を見ると、こうした一年の管理を振り返ってしまいます。
もう数日すると、「ふじ」の収穫を始めます。
「ふじ」は、特にその果樹園の状況を反映する品種だと思っています。いつになく、赤く、美味しそうに色づいた「ふじ」を前に、どのような味になっているのか、緊張しています。

最後になりましたが、日ごとに寒さが厳しくなります。くれぐれもご自愛ください。


りんごの黄葉の様子

(ふじ;2015.11.13)

(ふじ;2015.11.13)


「星の金貨」の袋掛け

昨年、小玉果になりやすい「はるか」の袋掛けを試しました。小さく、売りにくいので栽培を躊躇していた品種ですが、果実袋を掛けることで、それなりに果実肥大しました。懸念された食味についても、納得できるものでした。

「はるか」と同様に、栽培を躊躇している品種に「星の金貨」があります。これも、園地の片隅に、小さな木が5〜6本植わっている程度。
名前も食味も良いのですが、果皮が薄い分、傷つきやすい品種です。ツル割れ(果実の上の部分の割れ)も多く、また、果皮が黄色いからでしょうか、夜峨の類に狙われやすいようにも思います。
今年は、そんな「星の金貨」に袋掛けをしてみました。

そして先日、「星の金貨」を収穫しました。
果実肥大も概ね良く、また傷やツル割れ、夜蛾による被害(吸汁)も軽減されたようです。
食してみると、蜜入りは弱いものの、非常に繊細な、そして優しい印象を受けました。

今では、「サン・・・」(サンふじ、サンつがる、etc.)と、無袋栽培が普及していますが、一昔前には当たり前であった袋掛けに、黄色い品種の可能性を感じつつあります。

 

レッドゴールドの収穫が終わりました。

当園には、レッドゴールドが何本かありますが、それぞれ台木が異なります。今年は、そのうちの一本だけが早くに熟し、落果し始めました。
それを見て、桃や「つがる」を始めとする9月のりんごがいずれも1週間ほど早くに収穫したこともあり、大慌てでレッドゴールドのご案内の葉書を発送しました。
しかし、他の樹は例年通りの時期に熟し、10月中旬の収穫となりました。結果、皆様からご注文をいただいたにもかかわらず、発送が遅れ、ご迷惑をおかけしました。申し訳ございませんでした。

「清明」や「ぐんま名月」は1週間ほど早くに収穫期(盛期)を迎えましたが、「秋映」や「シナノスイート」は、例年通りの収穫時期。今年は各品種の収穫期が先読みできず、振り回されています。

 

「ぐんま名月」の小さな褐変

「ぐんま名月」は、蜜入りしやすい11月のりんごですが、種のある芯の部分が少しだけ茶色くなることがあります。これは、樹についている時、まだ青い果実でも既になっていることが確認され、原因もわかりません。
ただ、食べる際には問題ないので、出荷しています。どうぞご理解下さい。


ふくわらびのくだもの−通販のご案内

まもなく「ふじ」の収穫が始まります。「ふじ」の他にいろいろな青林檎を少しづつ栽培しています。お届けする一箱が楽しんで頂けるものになるように、できるだけ彩りのある詰め合わせをお届けしたいと考えています。
また、りんごの他、ジュースやジャムなどもご用意しています。どうぞご利用下さい。

11月のりんご

ふじ 甘酸適和。蜜入りよい。
星の金貨 蜜入りし、甘酸あり。
むつ 大玉。甘酸。香り強い。
ぐんま名月 蜜入り良く、甘く、酸味少ない。
シナノゴールド 果肉硬く、独特の香りあり。
王林 芳香強く、甘い。
金星 その甘さと果肉は、独特の食感。
はるか 小玉で、果肉硬い。蜜が入る。
こうこう 緻密で果汁多い。蜜入りよい。
グラニースミス 酸味強い青林檎。料理加工用。

※ 「ふじ」以外の品種は、いずれも少量生産です。品種や配送時期によっては、ご希望の数量、詰め合わせをご用意できない場合がございます。特に12月になりますと、どうしても品薄となり、「ふじ」のみの出荷となることもございます。その際はどうぞご容赦ください。
※ 熨斗等をご希望の方は、お伝え下さい。

価格(2015年度/りんご)

ご自宅用 5k 3,200円 / 3k 2,200円
ご贈答用 5k 4,200円 / 3k 3,000円

加工品

りんごジュース 720円 / 1 L
りんごジャム 410円 / 200 g
ブルーベリージャム 720円 / 200 g
桃ジャム 410円 / 200 g
桃の砂糖煮 520円 / 240 g

送料

送付先1箇所につき、1箱700円、2箱800円、3箱以上1,000円。


ご注文/お問い合わせ先

ご来園や、くだもの、ジュース、ジャム等のお問い合わせ、ご注文は、下記までご連絡下さい。
また、近くにお越しの際は、是非、お立ち寄り下さい。園主が果樹園をご案内いたします。

福蕨(ふくわらび)
509-3206 岐阜県高山市久々野町山梨88-14
TEL 0577-52-2494 / FAX 0577-52-2994
e-mail hukuwarabi@hidatakayama.ne.jp
url http://hukuwarabi.net

*お願い*

当園は、果樹園での販売、いわゆる庭売りはしておりません。
ご来園にて購入をご希望の方は、予めご連絡を下さいますよう、お願い申し上げます。