_季節のご挨拶>2015年9月

季節のお便り・・・つがるの選りもぎを始めました(2015.09.08)

夏休みが終わる頃からすっきりしない空が続いています。秋雨に、肌寒さすら感じるようになってきましたが、皆様、お変わりございませんでしょうか。

こうして秋の風が感じられるようになると、「つがる」が色づいてきます。
8月の終わり、いくつかぽとりぽとりと落果し始めました。芯カビなどの故障で早熟したもので、それを拾って食べますが、なかなか美味しい。9月に入り、果実の青さが抜けてきたので、例年よりも1週間ほど早く、選りもぎ(熟した順に収穫すること)を始めました。
今年の場合は、夏がしっかりと暑かったからだと思うのですが、それでもこの数年、何故か「つがる」が美味しく感じられるようになりました。青りんごっぽさはそのままですが、味が変わってきたようです。「つがる」に替わろうという新品種がいくつも発表されており、当園でも、いくつか試作しています。しかし、今一度、「つがる」の作り方を再考し、工夫を重ねることを思うようになりました。

この「つがる」ですが、今までは8月に葉摘みをし、果実全体がしっかりと色づくようにしていました。
しかし、この数年、暑い夏が続き(昨年こそ冷夏でしたが)、果実の日焼けが目立つようになってきました。特に今夏は、梅雨明け後の酷暑で、例年よりも早くに果実の日焼けが始まりました。まだ青く、テニスボール大にも満たない果実が、次々と日焼けしました。
このことに加え、数年前、全く葉摘みをしなかった樹の果実が、色は白くとも美味しかった経験から、今シーズンはあえて「つがる」の葉摘みや徒長枝切り等の着色管理を弱くしました。葉を小振りにするような肥料を施したり、選りもぎをしながら、最低限の葉摘みや玉回しをする程度に押さえています。
果実によっては着色むらはありますが、こうした過程の結果と、どうぞご理解下さい。

さて、2015年産の林檎の収穫、お届けが始まります。
どうぞ、ふくわらびのくだものをお願いいたします。

最後になりましたが、季節の変わり目、肌寒い日もあります。くれぐれもご自愛下さい。


新たに生りだした品種「ファーストレディー」

全国的に、「つがる」に代わる品種が発表されています。
ふくわらびでも、いくつか苗木を購入し、試作しています。
今年は、その中で、山形県が作った品種「ファーストレディー」がなり始めました。

まだまだ、小さな木です。(写真は、わい性台木。)

全面、やや淡い紅色に着色します。
色と、「つがる」に比べ硬い果肉が魅力です。

ただし、果面の「さび」が出やすいのが難点です。
りんごの情報誌に書いてはあったのですが、実際に目の当たりにすると、ちょっと驚きます。

(さび果)


お隣の空き家

数年前から留守になっているお隣さんの管理を、当園で引き受けることになりました。
もう、何年も、何も作られることのなかった土地なので、荒れ放題となっていました。園主はこの秋、この畑の大掃除に追われています。

雑木を伐ったり、土をかまったりしていると、あちらこちらから水が出てきます。ちょっと雨が降ると、どろどろで歩けなくなります。先の園主さんが、「水が浸くようになって、何も作れなくなった。」とぼやいていたのを思い出しました。確かに、これだけ水がつくと、樹が枯れやすかったり、果実品質が落ちたりします。
これでは何も作ることができないなぁ、と頭を抱えています。
暗渠を掘ったりして、できるだけりんごなどを作れるようにしたいとは思いますが、どうなることやら。

さて、その畑の中に、家も建っています。
折角なので、これも大掃除しました。
お風呂はないので、宿泊は難しいのですが、お弁当を食べたり、くつろいだりして頂けるかと思います。
果樹園散策の折などに、どうぞご利用ください。


『ボルドー液』から『コサイド3000』へ

昨年は、台風や豪雨により、りんごに『ボルドー液』の薬害(葉焼け)が発生しました。
日に日に、葉が茶色くなり、落葉していく様を目の当たりにするのは、とても辛い経験でした。葉数が減ったことから、樹体への負担を減らし、少しでも良品質の果実が収穫できるようにと、1本当たりの果実の個数を減らしました。結果、収量は減り、本当にこれで良いのかと悩みました。

あのような葉焼けはもうこりごりだし、かといって化学合成農薬を積極的に使用することも納得できない。

今年は、台風の接近や豪雨が予想される場合は、『コサイド3000』を使用することにしました。これも有機農業で認められています。『ボルドー液』のような残効性は期待できないので、散布間隔は短くなりますが、耐雨性は『ボルドー液』よりも良いとのメーカーの説明。

実際に使ってみて、何度か豪雨に見舞われたものの、目立った薬害はないようです。
また、『ボルドー液』を使うと、おそらく乾燥するのでしょう、玉葉(果物の周りの葉)がよく落葉していましたが、今年は酷暑にも関わらず、葉がしっかりと残っています。味が変わってくるかも知れません。
今後しばらく『コサイド3000』を試用して、肝心の予防効果などを確認していきたいと思います。


ふくわらびのくだもの−通販のご案内

9月になりましたので、りんごの出荷を始めます。「つがる」が主となりますが、新しく世に出された品種や、かつて栽培していたけれども失敗し、新しく植え直した品種など、ヴァリエーションが少しづつ増えています。9月も、りんごの季節として楽しんでもらえるようにしたいと思っています。どうぞご利用下さい。
また、梨「幸水」の老木が1本だけあり、今年も少しだけ実をつけました。今年こそ伐ろう、と思いながら残っています。興味がございましたら、お問い合わせください。

9月のりんご

きおう 9月上旬/ 黄色/果肉は白色で、甘酸適和。果汁もある。(少量生産)
つがる 9月上中旬/うす赤 甘く、果汁多い。
つがる姫 9月上中旬/濃紅色/普通つがるに比べ、味が濃く、硬い。
ひめかみ 9月下〜10月上/朱赤色/甘酸(やや酸が強い)。多汁で、蜜入りよい。
秋映 9月下〜10月上/濃紅色/偏円。甘酸あり。果肉硬め。

洋梨

オーロラ 糖度が高く、溶質。発送は9月下旬〜10月上旬。(追熟中に腐る場合があります。ご了承下さい。)

価格(2015年度/りんご、洋梨)

ご自宅用 5k 3,200円 / 3k 2,200円
ご贈答用 5k 4,200円 / 3k 3,000円

加工品

りんごジュース 720円 / 1 L
りんごジャム 410円 / 200 g
ブルーベリージャム 720円 / 200 g
桃ジャム 410円 / 200 g
桃の砂糖煮 520円 / 240 g
※りんごジャム(2014年産)、在庫限り、350円にて販売いたします。
※桃ジャム、桃の砂糖煮は、9月下旬よりお届け致します。

送料

送付先1箇所につき、1箱700円、2箱800円、3箱以上1,000円。


ご注文/お問い合わせ先

ご来園や、くだもの、ジュース、ジャム等のお問い合わせ、ご注文は、下記までご連絡下さい。
また、近くにお越しの際は、是非、お立ち寄り下さい。園主が果樹園をご案内いたします。

福蕨(ふくわらび)
509-3206 岐阜県高山市久々野町山梨88-14
TEL 0577-52-2494 / FAX 0577-52-2994
e-mail hukuwarabi@hidatakayama.ne.jp
url http://hukuwarabi.net