_季節のご挨拶>2013年8月

季節のお便り・・・残暑お見舞い申し上げます(2013.08.07)

大変な暑さが続いたかと思えば、豪雨に見舞われたり。この変化に、身体がついていくのも大変なこの夏。皆様、お変わりございませんでしょうか。

先日、民放番組で岡山県の桃が紹介され、その中で、無袋栽培(果実袋を掛けない栽培)では果実繊維が硬くなる、という話があったと聞き、興味を惹かれました。
桃は(りんごもそうですが)、品種によって、繊維の多少、硬度、糖度に大きく差がありますから、どの程度の信憑性があるのか、わかりません。しかし、なるほど、と思ってしまう経験があります。

当園は有袋栽培をしていますが、これまで、いろいろな材質・形の袋に出会いました。遮光率の高いものから、無袋栽培に限りなく近いものまで、実に様々です。
電話帳の紙でできた果実袋を使用した桃は、とても軟らかく、収穫が遅れると、指の跡がついてしまいました。一方、着色管理に適した二重袋を使用し、収穫10日ほど前に除袋した「あかつき」は、外観はきれいに紅く着色し、果皮も果肉も硬く、味も濃かったように記憶しています。また、OPPフィルムを用いた透明の袋は、無袋の状態に近く、かなりしっかりした果実となりました。
無袋栽培のように味が濃く、しかし果皮が硬くなりすぎないこと、また防虫効果が期待できること、農薬を使用していないこと、そんな視点でいろいろな果実袋を試してきました。お客様の声にも注意し、比べてきた結果、この数年、主に使ってきた白い果実袋に落ち着きそうです。
お盆を過ぎると、桃の収穫が始まります。白い袋の中の、今はまだ小さな果実が、どのように育ってくれるのか、心配でもあり、楽しみでもあります。

まもなく桃、そして林檎と、果物が美味しい季節が始まります。
今シーズンもどうぞ、よろしくお付き合い下さいますよう、お願い申し上げます。


ふくわらびの桃

ふくわらびは、高冷地に位置し、春は遅く、よって収穫期も遅い、産地としては不利な条件での桃栽培となります。しかし、一年に一度は、この水菓子を食べたくて、栽培しています。

減化学合成農薬

−薬剤防除−

化学合成農薬の使用は、7月上旬(収穫30〜60日前)までとします。水和硫黄剤、生物農薬(BT剤、微生物殺菌剤)、スピノサド、デンプン水和剤、忌避剤といった、化学合成農薬とされない農薬を積極的に使用します。

−有袋栽培−

ふくわらびでは、殺菌剤・殺虫剤の使用を減らす目的で有袋栽培を行っています。収穫時まで果実袋を掛けたままにすることで、着色は劣りますが、除袋後に一般に行われる薬剤散布を省きます。
また、果実袋は、防疫・防虫袋でない(農薬を使っていない)とされるものを選んでいます。

土作り

微生物の働きを借りながら土作りを行い、果実を育てています。
除草剤を使わず、草生栽培を旨とし、さらに陸海の、さまざまな動植物を材料にして作った有機質肥料を施しています。

栽培品種(収穫期の目安)

あかつき(8月中下旬)
滝ノ沢ゴールド 8月下旬
まどか 8月下旬
なつおとめ 8月下旬
紅錦香(くにか)9月上旬
川中島白桃 9月中旬

※現在、品種更新を進めており、2013年度の生産量は、平年に比べ、少なくなる見通しです(特に川中島白桃は減収します)。


週末に果樹園を探索

お客様に果樹園をより知って頂こう、また、お客様の果物に対する嗜好をお聞きしたい、そう思い、1時間ほどの果樹園探索にお誘いしています。
毎年、数組のお客様が訪ねて来て下さいます。
果樹園を散策しながら、栽培品種や栽培方法などをご案内します。
近くにお越しの際は、どうぞお立ち寄り下さい。(要予約、参加費千円/組)


りんごジュース、在庫有ります

ふくわらびのりんごが詰まったジュース、初めて飲まれた方が、わざわざ買い求めにきて下さるようになりました。
りんごの栽培から収穫、そして収穫後の鮮度管理まで、できるだけのことをしてできあがったジュースが、評価されることは、嬉しい限りです。
2012年産りんごジュース、「ストレートタイプ」「すりおろし果肉入り」ともに在庫ございます。どうぞご利用下さい。


ご注文方法/お問い合わせ

ご来園や、果物のお問い合わせ、ご注文は、下記までご連絡下さい。
なお、直接ご来園の折には、事前にご連絡下さいますようお願い申し上げます。

ふくわらび(福蕨)
〒509-3206 高山市久々野町山梨88-14
tel 0577-52-2494 / fax 0577-52-2994
e-mail hukuwarabi@hidatakayama.ne.jp
url http://hukuwarabi.net