_季節のご挨拶>2013年4月

季節のお便り−もうすぐ、桃の花が咲き始めます(2013.04.27)

今冬は、寒さ、積雪ともに厳しく、いつ春が来るのだろう?と思われましたが、桜の開花は例年よりも早かった様子。皆様、お変わりございませんでしょうか。

今、ここ久々野では、梅や桜の花が見頃を迎えています。林間には、ミツバツツジの蕾がふくらんでいます。5月に入る頃には桃の花が、5月上中旬には、りんごの花が、それぞれ咲き始めます。
りんごの花には、桃や桜とはまた違う趣があります。近くにお越しの際は、どうぞお立ち寄り下さい。

雪が溶け、花が咲くまでの僅かな間には、改植を始めとする春の仕事が山積しており、慌ただしい日々を過ごしているのですが。先日、4月も20日過ぎたというのに、-5.6℃まで下がりました。この時期の、りんごの蕾の耐寒温度(安全限界温度)は、-2℃前後といわれており、当地でも、あちこちでりんごの霜害(霜で、蕾が凍り、咲かなくなってしまう)が確認されています。
霜というと、親はよく、「5月2日の大霜の時は・・・」と、もう、何十年か前の経験を話します。その時は、する仕事もなく、過ごしたそうですが、そんな情景が頭をかすめました。当園では、防霜ファンを運転させたり、霜ガードという、霜対策の資材を散布したりしましたが、気がかりです。
しっかりと花が咲き、受粉し、秋には美味しい果実となって、無事、皆様のお手元にお届けできることを願いつつ、苗木の植え付けを行っています。
自然は、時には厳しいこともありますが、その時の状況に応じて、より品質の高い果実生産を目指し、努力していこうと思っています。2013年も、どうぞよろしくお願いいたします。

暖かい日が続いたかと思えば、急に寒くなったりしますが、体調を崩されたりされませんよう、お祈り申し上げます。


桃の花が咲き始めています

少し、気の早い花が、ちらほらと咲き始めています。

(2013.4.27)

しかし、これより数日前のこと。
寒い日が続きました。4月21日には雪が降り、展葉を始めたりんごの芽も白くなりました。
そして22日、23日と、連日で氷点下まで気温が下がりました。
霜害が心配されます。

(2013.4.21)

(2013.4.21)


古幡芳明氏による剪定講習会

去る3月1日、ここ久々野町の「きって農園」さんと当園を会場に、古幡芳明氏を講師に迎え、りんごの剪定講習会が開催されました。先生には、以前より、整枝・剪定や摘果の技術を教えてもらってきましたが、今回は、現場を見て指導して頂くという、貴重な機会を得ました。
講習会を通して、樹形や結果枝の考え方、切り方(切り口の角度)や芽傷のつけ方に至るまで、微に入り細に入り、見せて頂き、多くを学ぶことができました。

ところで、3月1日は、高山市の高校の卒業式。
この日は、決まって天候が荒れると言われています。斐太高校の白線流しも、雪吹雪の中、という印象があります。そして、実際に「春の嵐」と、非常に雨風強い日となりました。
そんな悪いコンディションの中、先生には、午後1時から5時過ぎまで、みっちりとご指導頂きました。
心より感謝申し上げるとともに、学ばせて頂いたことを、少しでも多く、今後のリンゴ作りに活かしていかなければ!と強く思うのです。


苗木を植えています

昨年、りんごの台木と果実品質を話題にし、「“ふじ”はいずれ、全てをマルバカイドウ台のものに更新する」と書きました。今年も、何本かの(喬木になる)、マルバカイドウを台木に用いた“ふじ”を植えました。

今回は、違う種類の台木の話です。
以前、古幡先生に、「JM2という台木は、マルバカイドウよりも早くに品質が安定し、味はマルバカイドウに劣らない」と伺ったことがあります。「年をとったら、JM2を植えよう」と笑って話しておられました。
しかし、ネズミの食害や凍害にあいやすいなど、いくつかの短所も指摘されています。実際、当園でも、植栽したJM2台の苗木が全て、根が食べられて衰弱してしまった経験があり、利用を諦めていました。
とはいえ、剪定講習会の会場などで目にするに、とても魅力的な台木に映ります。
そこで、今年、もう一度、挑戦してみることにしました。どんな結果になるか、楽しみにしながら、苗木を植えています。


苗木の植え替え

今年は、長年、お世話になった樹を伐採し、改植を進めています。
中には、当園に始めて植えたりんごの樹も3本含まれますが、本当に大きな幹でした。
伐採や伐根は、当園の持っている小さな機械、重機では、なかなか骨の折れる作業となりました。

中には、幹が空洞となっている樹もありました。

良く見ると、いるわいるわ、カミキリムシ(ゴマダラカミキリかな?)の幼虫。7〜8cmはあります。
カミキリムシの成虫は、7月中旬〜8月に発生し、産卵するそうですが、当園の薬剤散布では、なかなか防除は難しいように思います。


TPP交渉参加というニュース

日本農業新聞に、次のような記事が掲載されていました。

韓国の低炭素車制度 “米国ルール”で延期 「FTA違反」と強要 国の政策より企業利益 (2013年02月15日)
韓国の地球温暖化抑制対策の導入が、米国との自由貿易協定(FTA)で延期されたことが分かった。韓国政府は、温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)の排出量が多い自動車に負担金を課すなどの制度を7月に導入することを計画。米国の自動車業界などがこれに、同国の自動車はCO2排出量の多い大型車が中心で不利な扱いを受けるとして「米韓FTAに違反する」と反発。韓国政府は制度の導入を2015年に遅らせた。昨年3月に発効した米韓FTAが国の政策の足かせとなった初のケースとして波紋が広がっている。

遺伝子組み換え作物をテーマにした映画『世界が食べられなくなる日』が間もなく公開、とのこと。
非関税障壁も影響を受けるTPPを前に、日本の食文化、消費者活動によって培われてきた食の安全は、果たして存続できるのだろうか。
将来、幼子に、何を残してやれるのだろうか。
いろいろと思わずにはいられません。


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ご注文方法/お問い合わせ

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なお、直接ご来園の折には、事前にご連絡下さいますようお願い申し上げます。

ふくわらび(福蕨)
〒509-3206 高山市久々野町山梨88-14
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