_季節のご挨拶>2009年9月

りんごのご案内(2009.09.01)

ようやく空がからりとした日々が戻ってきました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

九月の声を聞き、林檎の季節を感じながら、早生種の葉摘みをしています。「葉取らず林檎」が流行っていますが、美味しさを思い、まんべんなく熟させるには最低限の葉摘みは必要であると考え、園地に入っています。
当初は、この雨のおかげで殺虫剤を少なくできる、と喜んでいました。実際、桃には殺ダニ剤を用いないままに終わりました。しかし、一部の林檎にはモモシンクイガの被害が見られ、交信撹乱剤の限界が感じられるシーズンとなりました。(不用意に設置すると、そこに周囲の自然や放任園から寄り集まってしまう現象が発生したと思われます。)
ともあれ、雨や低温が続いても、不思議と林檎の果実は生育していくもののようです。間もなく、「きおう」や「つがる」が収穫を控えています。

今シーズンもどうぞ、よろしくお願い致します。


9月の収穫物・販売物

りんご
├きおう 外観も味も王林に似ます。生産量は少なめです。
├つがる 初秋には、オリジナルの普通つがるが一番好まれるようです。
└つがる姫 つがるの着色系。普通つがるよりも赤く、熟期は少し送れる様子。

洋梨
└オーロラ 糖度が高く、溶質で、メロンタイプの美味しさと評されます。ただし、食べ頃を逃しやすいのでご注意下さい。

ジュース、ジャム
├りんごジュース:「ストレートタイプ」と「すりおろし果肉入り」。
├りんごジャム:「ふじ」と「グラニースミス」を使った酸味のあるジャム。
└洋なしジャム:原材料が「オーロラ」の、優しい仕上がりの果実煮です。

夏休み、孫にひかれて土壌診断をしたこと

夏休み、名古屋にいる孫が暫く果樹園に滞在していました。その折、自由研究と称して、硝酸態窒素、水溶性リン酸、水溶性カリウムの、土壌中の含有量を測定する簡易キットを使い、果樹園の簡易土壌診断をやってもらいました。
その結果をのぞき見たところ、硝酸態窒素が検出されていませんでした。窒素そのものが不足していると言うことでは?と、ちょっと迷ったのですが、肥料屋さんによれば、「それは良い結果。有機質肥料をやれば、それが分解されてすぐに吸収されていく状態。」とのこと。
そういえば、有機質肥料を使い始めた頃、「硝酸態窒素が多いとアブラムシがでる」という話を聞き、一念、硝酸態窒素を残留させないように心がけてきました。樹の生育具合やアブラムシの発生状況を見ながら、窒素分を調整してきました。簡易土壌診断の結果に、勘働きもあながちはずれてなかったかな、と思う夏の一日でした。

桃の果実煮(コンポート)を試作中です

本年は、記憶にないほどの長雨、多雨でした。雨に弱い桃の被害は甚大で、例年であれば病気には強い「あかつき」ですら半作の出来、といったところでした。半作の出荷した残り、出荷には耐えられないけれども、破棄するのも勿体ないほどの果実で、目下、果実煮を試作中です。

果樹園探訪会(味見会)ご案内 *要予約

開催日;9月20日(日)、10月4日(日)、11月1日(日)
時 間;午前の部 10:30〜、午後の部 13:30〜
参加費;一組1,000円(おみやげ付)
概 要;約一時間ほどかけて、いろいろな品種が実っている果樹園を歩き、その時季の、収穫直前のりんごを試食して回ります。お友達などをお誘い合わせの上、ご参加下さい。

価格据置のお願い

原油価格は下がったものの、生産資材の価格は厳しい状況です。化学肥料の価格は下がりましたが、有機質肥料は上げ止まったまま。ボルドー液は1割以上の値上げとなりました。ダンボール、緩衝材などの梱包資材も、値上げをし続けています。
こうした状況下ですので、昨年、改訂させて頂いた価格を当面、維持させて頂きたく存じます。どうぞよろしくお願い致します。

桃の予約受付終了しました−お礼

今年の長雨・多雨は、各地で、夏物の作目に大きな被害を与えました。全国的に桃の販売は低調で、生産原価すらでないような価格が続いています。確かに、当園においても、桃の果実そのものの病害も甚大でしたが、加え、根が長雨で傷んだのか、あるいは雨で肥料を吸いすぎたのか、なかなか品質が定まらず、苦労したシーズンでした。しかし、相変わらず当園の、減化学合成農薬の果物を買い支えて下さったことに、心より御礼申し上げます。