_りんご>概要|栽培の考え方|白いりんご様々な果実栽培品種減農薬の試験圃場梱包/保存

2_栽培の考え方 有機質肥料と減化学合成農薬

有機質肥料

陸海の、さまざまな動植物を材料にして作った有機質肥料を施しています。微生物の働きを借りながら土づくりを行い、木々を、果実を育てています。

減化学合成農薬 「収穫前無化学農薬期間」のこと

りんごは病害虫に弱く、なかなか農薬が減らしにくい作物です。また雨は病気の発生条件の一つですが、当地はりんご産地としては雨量が一番多いところです。
農薬を減らそうと思い立った当初は、殺菌剤はあきらめて、殺虫剤に絞って挑戦しました。年によっては、害虫が大量発生したり、病気で葉が落ちて味が落ちてしまったりと、経験と試行錯誤を重ねてきました。
そして現在では、農薬を減らす目標を、殺虫剤、殺菌剤をあわせ、次のように考えています。
1)「収穫前無化学農薬期間」
収穫前の化学合成農薬を散布しない期間を重視する。りんごでは、収穫前の6〜12週間、化学合成農薬の使用を控える。化学合成農薬の使用は原則7月までとし、生育期後半では有機農業で使用が認められている資材を使用する。
2)有機殺菌剤の使用は、梅雨の間まで
有機殺菌剤(化学合成農薬)については、梅雨が明けた7月下旬からは、化学合成農薬を使わない(無機の農薬を使う)。例えば、ボルドー液など有機農産物の基準で認められた資材を使う。
3)有機殺虫剤は害虫の発生を見極めて使う
有機殺虫剤(化学合成農薬)は、シンクイムシ対策に7月下旬に一回、それ以外はカメムシ、ワタムシの大量発生時に使う。ハダニは、殺虫剤を使わないと天敵がいて発生が少ないので、その発生状況を見ながら対策を検討する。
4)その他の資材を活用する
害虫対策に、交信撹乱剤や、ニームオイル(インドセンダン)などの忌避効果が期待される資材を積極的に使う。

草生栽培

当園では、草生栽培を旨とし、除草剤は使用しません。