_りんご>概要栽培の考え方白いりんご様々な果実栽培品種減農薬の試験圃場梱包/保存

減農薬試験圃場

2008年の秋まで、狭い面積ですが、果樹園の一部でこの地域での減化学合成農薬の可能性を試みていました。この圃場では2003年の春、木村秋則氏(青森県)に剪定や栽培方法について講習して頂きました。品種はひめかみ、レッドゴールド、ふじを植えていました。

 

2008年の防除実績と概況

2008年は、化学合成殺菌剤を5月に1回(落花直後・EBI剤)使用しました。それ以外は、2007年度同様、葉面散布剤も忌避剤も酢なども含め、一切使用しませんでした。
また2008年度は、BIKOOという、透明フィルム(ニ軸延伸ポリプロピレン)の果実袋を一部で使用しました。殺虫剤を必要としないことから、期待できる資材だと考え、試用しました。防虫効果の他の特徴として、果実は堅く、締まりやすいようです。カチッとした果実が収穫されました。(桃では、硬すぎました。)
しかし今年は春先から、細い枝先にまで虫(木喰い虫)が入ってしまいました。周囲の山林から飛来するのでしょうか。果実そのものを保護することは可能でも、枝に入り、木を枯らされてしまった状況です。課題は残ります。

※補記
本圃場は、開園より時間も経っており、台木もくたびれてきたようです。この圃場での実験は2008年度をもって一区切りつけ、他作目への転換を図りました。


2007年の防除実績と概況

2007年は、化学合成殺菌剤を5月に1回(落花直後・EBI剤)使用したままにとどめています。それ以外は、葉面散布剤も忌避剤も酢なども含め、一切使用しませんでした。斑点落葉病には何もしなかったにも関わらず、大して発病もしませんでした。又、普通なら殆どがシンクイムシにやられてしまうものなのですが、ヒメカミを収穫したところ、2割くらいに食害があった程度で、大変少なかったようです。


2005年の防除実績と概況

2005年は、化学合成殺菌剤を5月に1回(落花直後・EBI剤)、6月に1回散布し、また殺虫剤を7月に1回使用しました。それ以外にも有機農業で認められているボルドー等無機の農薬を散布しようとも思ったのですが、其れも無しにしました。何とか秋まで葉が何割かは付いていましたが、なかなか十分とは言えません。果実にはススが着き、シンクイムシも何割かの実に入っていました。
完全無農薬だと8月には葉が殆んど落ちていると思われますが何とか11月まで葉がありました。果実は小さめで外観は悪いのですが食べられる程度の味はあります。さすが私たちもこの外観では通販は難しいと思いましたが、近所の娘さんはこれをイベント会場に持っていって売ってきました。

2006年の防除実績と概況

2006年は、化学合成殺菌剤を5月に1回(落花直後・EBI剤)、6月に1回散布し、殺虫剤の散布を減らしました。どうしようかと迷いながら、結局は散布せず。
本年は、しっかりと味がでて、美味しく頂くことができました。
ある知人は、「昔食べたリンゴはこんな味だった!!」と感想を下さいました。