_りんご>概要栽培の考え方白いりんご様々な果実栽培品種減農薬の試験圃場梱包/保存

4_様々な果実(果実内部)

果実の内部の病害果や食害果は、育成過程や収穫の段階で可能な限り取り除くよう、努力しています。しかし、混入する可能性があります。

[芯喰い虫の類]

幼虫が果実内に入って成長します。林檎ではスモモヒメシンクイ、モモシンクイガ、ナシヒメシンクイなどの被害があります。被害果は、収穫時に破棄します。
 (侵入痕と虫糞)
 (芯を食害するもの)
 (表面近くを這うもの)

[その他の食害]

芯喰い虫の他にも、果実を食害する虫は多くいます。写真はコウモリガの一種だと思われます。枝をぐるりと食害したついでに、枝についた果実にも侵入した様子。ここまで侵入痕が大きければ判別しやすいのですが。

[芯カビ]

開花期にカビが入り、果実内部が傷みます。芯に少しカビがあるだけで食べるのに差し支えないものもあれば、内部の傷みがひどくて食べられないものもあります。主に、育成期間中の病害果(早熟果)の摘果を行い、出荷時の混入を減らしています。

 

4_様々な果実(果実表面の様子)

例え外見が拙くても、食味に問題がないものについては同梱しています。

[斑点落葉病]

果実表面に、赤い斑点や、サビ症状があらわれます。

[吸汁害虫]

カメムシ類、夜蛾類は、果実を吸汁します。幼果期の被害部分は、収穫期にはコルク状になります。収穫期の被害は、すぐには判別しにくいのですが、日が経つにつれ、吸汁部周辺が軟らかくなってきます。写真中央部の、茶色くくすんだ部分が吸汁箇所。
(果実表面の被害箇所)
(被外部の内側)

[つるわれ]

りんごの上部のツルの付け根が割れる症状で、日が経つと芯が黒くなってきます。長期貯蔵には向きませんが、味は良いので、早い時期の自家消費用には入れてます。

[サビ症状]

一部のりんごの果皮にサビが入ります(ざらりと金色になる)。原因として、ウイルス、霜害、薬害等が疑われます。

[雹害]

幼果期に雹害にあった果実は、その部分がこぶになります。写真は、降雹のあった翌日の様子(品種名:ふじ)。

(被害直後)
(収穫期)